紙かWebか、アンケート方法の正しい選択!

2020年9月23日
2020年11月9日
達人調査員
達人調査員

■紙アンケートとWebアンケート

皆さまは、「アンケート」と言われ、どんなものを想像しますか?

少し前だと、

  • 飲食店の机に置かれている小さいアンケート
  • ハガキのアンケート

などの紙媒体のアンケートが主流でした。

今は、

  • SNSを利用したアンケート
  • URLを活用した場所を選ばないアンケート
  • LINEのキャンペーンを利用した応募アンケート

など「Web化」「より手軽」「より身近」になっています。

アンケート調査の達人」でも、Webを使ったアンケートを取り扱うことが増えてきました。

では、Webアンケートの何がいいのでしょうか?

また、紙アンケートは利用されなくなるのでしょうか?

アンケート調査の達人」が見解をお伝えします。

■紙アンケートについて

1.メリット

  • システムが無くても、パソコンがあればアンケートを自作できる
  • パソコンやスマートフォンなどに不慣れな高年齢層の回答も収集できる

2.デメリット

  • アンケートを印刷する手間とコストがかかる
  • アンケート用紙を印刷してしまうと、間違っていても修正が難しい
  • 手書きで回答してもらうので、読み取れない可能性がある
  • 収集したアンケートのデータ化に時間がかかる(入力作業が発生する)
  • 誤字脱字が発生する可能性が大きい

■Webアンケートについて

1.メリット

  • 印刷コストをカットできる
  • アンケート収集後、データ化する手間が大幅に省ける
  • 自由記述以外に、誤字脱字が発生する可能性がほぼ無い

2.デメリット

  • アンケートを実施するためのシステムやWebページが必要になる
  • パソコンやスマートフォンに不慣れな人(高齢者など)の回答を収集しにくい

このようにそれぞれに特性があり、どちらが必ずしも良いというわけではありません。

「アンケート調査の達人」では、両者の「良いとこどり」をおすすめします!

■状況に応じたアンケート方法を選択

アンケート方法は、答えて欲しいターゲット層やシーンでも、見極める必要があります。 ではシーン別に最適なアンケート方法を見ていきましょう。

1.若い方や高齢の方、幅広い世代が集まる、スーパーでの店頭アンケートでは?

⇒「アンケート調査の達人」としては、紙アンケートとWebアンケート、どちらもやるべきだと思います。

Webアンケートのみにしてしまうと、高齢の方に答えていただきにくいため、回答率が下がってしまうリスクがあります。逆に紙アンケートだと、それ以外の方は、面倒でお答えいただけない可能性もあります。

両方用意しておくことで、個人で回答のしやすい方法を選択でき、回答率アップにもつながります。

2.講演会の終わりに行うアンケートでは?

⇒調査員の私としては、紙アンケートがおすすめです。

利用者は既にペンを持って講演を受けていることが多いため、わざわざWebアンケートにアクセスして回答するよりも、気軽にアンケートに答えていただけます。

3.社内で従業員を対象に行うアンケートでは?

⇒Webアンケートがおすすめです。

メールアドレスがあれば、一斉配信ができるので、紙を印刷し配る手間が省けます。また、紙アンケートにしてしまうと、集計の前に入力作業が必要なため、社内コストがかかってしまいます。

4.若者が集まる大型イベントでは?

⇒Webアンケートがおすすめです。

ただ、わざわざWebアンケートにアクセスして回答する必要があるため、回答者としては手間がかかりますよね。そういう場合は、「アンケートに回答すると、ドリンクをプレゼント!」など、アンケートにちょっとした景品をつけておくと、回答率もぐっと上がります。

ちなみに、「アンケート調査の達人」では、アンケート調査を行うだけでなく、回答率を上げる施策の提案も行うことができます。

■最後に

ご参考になりましたでしょうか?

アンケート調査の達人」では、効果的なアンケート方法のご提案から行っております。

初めてアンケートを行おうと考えている方、一度調査したけれども、あまり良い結果に繋がらなった方、「アンケート調査の達人」が力になります。

アンケート調査を失敗させないためにも、是非一度ご相談ください。