グループインタビューとは、調査対象者を複数人集め、座談会形式で自由に発言してもらうことで、対象のサービスや商品に関する様々な意見を収集する調査手法です。
フォーカスグループインタビュー(FGI)とも言われています。
その商品やサービスのターゲットとなる層をダイレクトに選択することができるため、知りたい内容を深堀して調査することができ、その情報の内容や相互関係から、調査テーマにおける仮説を導出する調査の手法です。
さらに最近では、コロナの影響もあり、オンラインでのグループインタビューも多く行われます。
グループインタビューのメリットは、なんといっても、消費者・顧客の声を直接聞くことができることでしょう。
グループインタビューで実際に、商品やサービスを試してもらうことができれば、試した時の表情・雰囲気・態度をリアルタイムで(生で)知ることができるのです。
アンケート調査で書かれた、文字の「良かった。」より、実際に目で見て、笑顔の「良かった!」の方が、現実味を感じられると思います。
グループインタビューでは、複数の方が会話を行いますが、調査対象者の一人が発言をした際に、その他の参加者が賛同する場面が見られることもあります。
多くの消費者が感じていることを、参加者のリアルなリアクションから得られます。
また、調査を行う企業が想定していなかった意見が出ることもありますので、 思わぬヒントがもらえることもあります。
グループインタビューでは、調査を始めてしまえば、直接内容を聞けるため、アンケートより早く、その場である程度の結果を知ることができます。
新商品を開発前する前にお菓子や化粧品などのターゲット層に向けて、このコンセプトで受け入れていただけるのか、パッケージや商品の見た目はターゲット層に好まれるものか、というような調査を行うことで、新商品開発の方向性の修正・明確化ができます。
既に発表した商品であっても、売れ行きが良くない場合、商品に関する調査を行うことがあります。
調査により、実際に想定していたターゲット層とは、年代が違うことや、商品価格に関して、ユーザーとのギャップがあることがあります。
このように、実際に使用している顧客の声と、企業との考えのギャップを埋めることで、より良い商品開発に繋がるのです。
1つの商品やサービスに関する感覚や好みを深く狭く収集できるので、グループインタビューで出てきた意見を、その後に行う大規模な市場調査の設問設計や、回答選択肢のヒントに活用するのも、非常に有効です。
調査対象者の声を直接聞ける機会はなかなかありません。
グループインタビューは注意点も多く、慎重でなければ、成功には導けません。
自らの会社だけで行うことは、かなりの労力であると思います。
そんな時は、「アンケート調査の達人」にお任せください。
また「アンケート調査の達人」ではCS調査や市場調査も行っております。
グループインタビューはより深い顧客の心情は聞くことができますが、調べられる人数が限られます。
より多くの人の意見を集めたいとお考えの方は「CS調査」「市場調査」をご利用ください。
商品の売れ行きがあまり良くない、、、
新商品がターゲット層に合っているか確認したい。
このような悩みを抱えていましたら、「アンケート調査の達人」に!
貴方の力になります。