2020年7月1日からレジ袋の有料化がスタートしたことでマイバッグを持参し、買い物に行く人が増えているようです。
お店側にとって、消費者がレジ袋有料化に関して実際にどのような考えを抱いているのか気になるところではないでしょうか。
レジ袋有料化に伴い、消費者の行動にも変化が見られているようですよ。
消費者のレジ袋有料化に対する考え方や、消費行動の変化などを、
レジ袋が有料化したことによる効果や問題点と併せてご紹介していきます。
ゼネラルリサーチ株式会社が、全国の20代~60代の男女1,137人を対象に「レジ袋有料化」に関する意識調査を行い、以下のような結果になりました。
約半数の人が、「エコバッグを持ち歩けばよい」と考えていますが、約4割弱の人は、「レジ袋を無料でもらえないのは不便」と考えているようです。
マイバッグを持ち歩いていない際に、レジ袋が無料でもらえないのは確かに不便かもしれません。
そのような不便を感じないためにも、マイバッグを持ち歩く習慣を身に付ける必要がありますね。
参考:「GENERAL RESEARCH」https://general-research.co.jp/report29/
クロスマーケティングが、全国の20~69歳の男女を対象に行った「レジ袋有料化に関する調査(第3回)」によると、以下のような事がわかりました。
レジ袋有料化に伴い、消費者の行動に変化が見られているようです。
参考:「Cross Marketing」 https://onl.tw/99UuP1D
レジ袋を有料化にすることによって得られる効果はどのようなものがあるのでしょうか。
ご紹介していきます。
レジ袋を焼却する際のCO2排出量を削減させることができ、大気汚染の改善になることが見込まれています。
レジ袋を作る際、石油は重要な資源となっています。
石油にも限りがあるので、レジ袋を有料化し、石油の消費量を減らすことで資源を保つ効果が期待されています。
レジ袋有料化に伴うエコバッグの使用で、環境への配慮に意識が高まる可能性が予想されています。
自然とエコへの意識が高まることで、レジ袋以外にも環境への配慮ができたら良いですね。
レジ袋を有料化にしたことで、問題点も浮上しているようです。
環境配慮のためのレジ袋有料化に、どのような問題点があるのでしょうか。
ご紹介をしていきます。
エコバッグ自体がプラスチックの素材でできており、エコバッグを捨てる際には「プラスチックごみ」になるのではないか、という意見もあるようです
エコバッグを選ぶ際には、ポリエステルやナイロンなどの素材ではなく、天然素材でできたものを選び、長く使い続けることが大切です。
レジ袋を日々の生活で、ごみ袋として使用する人は多いかもしれません。
レジ袋が無料でもらえなくなると、必然的にごみ袋用の袋を購入することになりますね。
事業者向けのものですが、99%再生材でできたごみ袋「FUROSHIKI」も登場しています。
このような再生材でできたものが一般的に使われるようになることで、さらに環境への配慮が期待できるかもしれません。
レジ袋を有料化にしたことにより消費者の行動にも変化が見られているようです。
消費者の動向を知り、消費思考に合ったサービスを提供したい、とお考えの人は市場調査を行うことが有効的かもしれません。
市場調査を行いたいとお考えの人はぜひ「市場調査の達人」へお問合せください。