ワークライフバランスという言葉を聞いたことがありますか?
聞いたことはあるけどなんとなくしか意味がわからない・・・
という人もいるのではないでしょうか。
ワークライフバランスを保つために会社の制度を整えることで、従業員の満足度が上がる可能性があります。
従業員の満足度が上がることで、会社そのものに良い影響を与え、生産性の向上や利益率アップにつながるかもしれません。
ワークライフバランスの実現がもたらすメリットなどをご紹介していきます!
ワークライフバランスとは、「働くすべての人が、仕事と育児や介護、趣味や学習、休養といった仕事以外の生活との調和をとり、その両方を実現させる働き方・生き方」のことです。
つまり、仕事と生活の調和がとれている状態のことを指します。
仕事に重点を置きすぎて、生活に支障をきたす人もいるかもしれません。
その問題を解決しようと仕事を減らせば、同時に収入も減るため満足な生活が送れなくなってしまいますね。
どちらかだけに偏ることがないように、仕事と生活の両方のバランスを上手く保つことが重要です。
2020年6月に内閣府が発表した「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」によると、「生活を重視するように変化した」と回答した人が50%でした。
仕事だけではなく、生活を重視する人が増えたということは、今後ますますワークライフバランスを実現させていくための取り組みが必要となってくるかもしれません。
参考:「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/shiryo2.pdf
ワークライフバランスを実現させると、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。
ワークライフバランスを実現させることにより、出産や育児、介護をしている人も生活と両立しながら仕事ができるようになります。
「結婚・出産するので辞めます」などにより優秀な人材が退職をしてしまうのはもったいないですよね。
ワークライフバランスの実現ができていれば、上記のような理由で退職をする必要なく、優秀な人材を確保することができるかもしれません。
業務の効率化により、従業員は家族や自分のための時間をとることができるようになります。その結果、心身の健康状態が向上し、過労による病気などを防ぐことにつながります。
従業員ひとりひとりのワークライフバランスの実現により、会社の優良なイメージを育てることができます。また、働く環境が整うことで優秀な人材の流出を防ぐことにもつながりますね。
では、実際にワークライフバランスを実現させるために、会社はどのような取り組みをする必要があるのでしょうか。
以下のような取り組みが推進されています。
フレックスタイムやテレワーク制度を導入することは、働き方を多様化させることにつながります。
それが結果的にワークライフバランス実現への第一歩になり、育児や介護との両立に結び付くようですね。
しかし、ワークライフバランスを実現させようと思っても実現できている会社が少ないというのが現状です。
実現させるためには、上記のような会社側の取り組みだけではなく、従業員もワークライフバランスの取り組みに参画する必要があります。
例えば、「定時で上がるために仕事の無駄を省こう」「その無駄を省くためには何をしたらいいのか」など従業員自身も考えることが必要です。
会社と従業員が相互に作用しあい、会社全体で実現に向けた意識を持つことで、初めてワークライフバランスの実現が可能となるのではないでしょうか。
今、あなたの会社はワークライフバランスの実現についてお考えでしょうか。
ES(従業員満足度)調査を行うことで、従業員が会社に対して不満に感じていることや改善してほしいことを知ることができますよ。
従業員の本音を知ることで、今後良い会社にするためにはどのような取り組みを行えばいいか、などの改善点を知ることができます。
ES(従業員満足度)調査を行い、働きやすい会社を目指したいとお考えの人はぜひ「ES調査の達人」にお任せください!