グリーンアメニティという言葉を知っていますか?
植物を室内に置くことにより、様々な効果をもたらす試みのことです。
オフィスにも取り入れることにより、従業員の生産性がアップする効果があると言われています。
そんな効果が期待されるグリーンアメニティについて詳しくご説明していきます。
近年注目されているグリーンアメニティですが、具体的にどのような効果があるのでしょうか。オフィスに植物を置くことは昔からありますが、最近はただのインテリアとしてだけではなく、その植物がもたらす効果に注目が集まっています。
・温度や湿度の調整
植物には室内の温度や湿度を調整してくれる効果があります。
夏場、窓際に植物を置くと直射日光を和らげ、温度を下げてくれます。
オフィス内の温度や湿度を自然と調節してくれるのは嬉しいですね。
・視覚疲労の緩和
緑を眺めることで、目の疲れがほぐれる効果が期待されます。
デスクワークでパソコンを一日中使用している人にとっては、とても嬉しい効果です。
実際に、東京農業大学の研究によって、植物には視覚疲労軽減効果のあることが立証されています。
・心理的快適性が上がる
オフィス内で緑に囲まれることで、リラックス効果が生まれます。
植物は心理的快適性の向上に効果的です。
気持ちがリラックスすることで社内のコミュニケーション向上にもつながります。
コミュニケーションの向上により、従業員の満足度アップにもなりますね。
・企業イメージの向上
オフィス内に植物を置くことで、来訪者への新鮮さや癒しのイメージを与えることができます。
殺風景で無機質な職場では、良いイメージを持ってもらうことは難しく、他社との差別化を図る上でも植物を多く導入することは、来訪された企業へのアピールポイントとなります。
千葉大学で行われたオフィスでの植物設置実験では、被験者(オフィスで働く人)の環境満足度が満たされ、仕事への意欲や活気が向上することが判明したそうです。
また、疲労やストレス軽減にもつながることが確認されています。
植物の中でも、生花で行われた実験では、リラックス時に高まる副交感神経活動が29%上昇、ストレス時に高まる交感神経活動が25%低下となっています。
植物を設置することによる、心身の健康増進が期待できますね。
参考資料:ja (jst.go.jp)
植物を置きたいけどメンテナンスが大変だ!という方にはレンタル観葉植物というサービスもあります。
メンテナンスにかかる時間の削減や、オフィスのデザインに合ったものを選んでくれる、というメリットがありますよ。
コストが少しかかりますが、従業員が働きたい会社だと感じて生産性が向上していくのであれば、会社にとっては良いことですよね。
働きやすいオフィスの環境づくりは会社にとって大切なことです。
少しの工夫で従業員の満足度を向上させて、生産性をアップさせてみませんか?
まずは、現在の従業員の満足度を調査することが必要です。
ES(従業員満足度調査)を行うことで、従業員の本音を調査することができますよ。
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