日本で根強く残るジェンダーハラスメントの実態をご存知でしょうか?
ジェンダーハラスメントは、性別に関するハラスメントのことです。
ハラスメントの実態、具体的な対策までを紹介します!
株式会社ワークポートが全国300人の転職希望者を対象に行った調査によると、男女平等だと感じる人は約50%でした。
半数の人が男女格差を感じているのが現状です。
現在の会社で「男性だからこうするべき」、「女性だからこうするべき」といわれた経験があるかについての調査では、「よくある」「たまにある」と回答した人を合わせて、約30%となりました。
また、ジェンダーハラスメントを受けている女性を目撃した人の割合は、男性に比べ10%ほど高く、33.7%という結果でした。
参考:<働くみんなのホンネ調査> 「ジェンダーハラスメント」について調査を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000039106.html
では、ジェンダーハラスメントとはどんな形で行われるのでしょうか?
男女共に実例を交えて紹介します。
●女性へのジェンダーハラスメント
お茶くみの強制や力仕事ができないなど、決めつけから起きる偏見が多数です。
男性は姓名なのに、女性は「ちゃん」、「女の子」と呼ばれるのも実例から分かります。
●男性へのジェンダーハラスメント
男性も女性と同じく、ジェンダーハラスメントを実感する場面がありました。
何がジェンダーハラスメントになるのか、男女ともに気づくことが大切です。
参考:<働くみんなのホンネ調査> 「ジェンダーハラスメント」について調査を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000039106.html
男性である調査員の私も、ジェンダーハラスメントに該当する経験をしました。
仕事先の飲み会に参加しているとお酒を勧められます。
私は飲めない体質なので断った時に「男なのに飲めないの?」と言われた経験がありました。
その他にも「男性は力仕事をお願い」、「男性なのに料理ができるの?」など、実例で紹介したような言葉をかけられました。
この経験から、身近でもジェンダーハラスメントは起きていると感じ、私自身も加害者になる場合もあるため、相手への言動には気を付ける必要があると感じました。
ジェンダーハラスメントを未然に防ぐための対策を紹介します。
●ハラスメントをしないための対策
ハラスメントを私たちがしないための対策としていくつか例をあげます。
思ったことをすぐに言わないことで、自分の常識を疑う間を作れます。
会社で人と話す時は男性、女性と大きな主語を使わず、目の前にいる人と向き合うのも対策の一つです。
企業で対策をする場合、従業員がジェンダーハラスメントに対する研修を受ければ、心理的安全性がより高まります。
心理的安全性についての記事はこちら!
職場で必要な「心理的安全性」とは? | アンケート調査の達人 (a-tatsujin.com)
●ハラスメントを受けた時の対策
私たちがハラスメントを受けた時の具体的な対策を見てみましょう。
ジェンダーハラスメントを受けた際に大切なのは、自分の気持ちをしっかり伝えることです。
一人で伝えるのが難しければ、同じ境遇の人や上司への相談も良いでしょう。
それでも解決しない時は個人ではなく、社内、社外の相談窓口に相談しましょう。
労働組合や都道府県労働局に相談する方法もあります。
日本の社会に広がるジェンダーハラスメントのデータや対策を紹介しました。
ジェンダーハラスメントの実態を企業が正確に把握するなら、ES(従業員満足度)調査はいかがでしょうか?
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