あなたは、テレビの中継などではなく、会場でスポーツ観戦をしたことがありますか?
東京オリンピック・パラリンピックが、現段階では開催される予定となっており、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
また、実際に観戦すると、迫力があり、テレビとは違った楽しさがありますよね。
今回は、スポーツ観戦に訪れた観戦者の満足度と行動意図の関係について調査した、研究の結果をご紹介いたします。
調査期間:2017年5月11日~2017年5月13日
対象者:ウインドサーフィン・ワールドカップを観戦した10~80歳の観戦者
有効回答数:396名分
調査内容:
調査の結果、来場のきっかけは以下のような結果となりました。
この結果から、来場するきっかけとなるのは、友人・知人の口コミが多く、チラシなどの広告より、来場のきっかけになりやすいことが分かります。
実際にこのイベントに参加したことのある人が、友人や知人を誘うこともあると考えられます。
次に、調査で使用した質問項目の分析を行い、サービスクオリティは、4つに分けられることが分かりました。
●観戦サービスクオリティ
●運営サービスクオリティ
●会場サービスクオリティ
●周辺サービスクオリティ
これらの項目と、属性との分析を行ったところ、ウインドサーフィンの経験者が付ける評価が高いという結果が得られました。
また、これらの因子(観戦サービスクオリティ・運営サービスクオリティ・会場サービスクオリティ・周辺サービスクオリティ)と、イベントの総合的な満足度との分析を行った結果、サービスのクオリティが、イベントの総合的な評価に影響を与えていることが分かりました。
さらに、再度観戦したいと思うか、などの「行動意図」と、サービスクオリティとの分析を行ったところ、サービスクオリティが「行動意図」に影響を与えていることが分かりました。
つまり、イベントのサービスクオリティを高めることで、観戦型スポーツイベントの活性化につながると考察されています。
新型コロナウイルスの感染拡大が収まる気配を見せない中、スポーツイベントの在り方は変化していくことが想定されます。
新型コロナウイルスの感染が終息してからも、スポーツイベントの進化は求められるでしょう。
例えば、野球やサッカーなどの人気競技ではなく、マイナースポーツでもイベントを進化させ、収入を確保することが必要となるでしょう。
マイナースポーツの繁栄をするため、イベントのCS(顧客満足度)調査を行うのはいかがでしょうか。
この調査のように、イベントの良い点・改善点を見つけることができるかもしれません。
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