コロナウイルスの蔓延により、リモートで行う事が増えたり、マスクをして出かける事が当たり前となったり、人々の生活環境は大きく変容を遂げています。
今回はコロナ禍で生まれるニューノーマルから予測されるヒット商品についてご紹介していきます。
ニューノーマル(新しい常態)とは、大きな出来事によって社会や経済に避けられない変化が起こり、新たな常識や状況が生まれるという概念のことです。
2008年のリーマンショックを発端とした世界的な経済危機のあと、ある程度景気が回復しても世界経済は元通りにはならないという見方が広がり、そのような未知の状況を指す言葉として、ニューノーマルが使われるようになりました。
以降、リーマンショック後の世界経済に限らず、さまざまな状況に対して使われています。
2019年末から現在も続く新型コロナウイルス感染症の流行は、世界規模の経済危機を引き起こしました。
感染拡大がいまだ収まらない中、私たちの生活はもちろん、教育、ビジネスのあり方など、あらゆる物事がニューノーマルへの適応と変革を迫られています。
こうした社会情勢から、最近ではニューノーマル時代といえば新型コロナウイルス感染症の流行以降を指すようになりつつあります。
コロナウイルスの影響でプラスになったものと、マイナスになったものをまとめた記事がありました。
こちらをご覧ください。
コロナ禍による消費動向の変化!アフターコロナの消費動向も解説!【マーケティングコラム】
参考:https://marketing.creditsaison.jp/article/2020/12/09/86
こちらを見ると、プラスになったものには自宅で過ごすための「出前」や「ホームケア」などが見受けられます。
またリモートワークが推奨されたことや、緊急事態宣言が発令されたことによる外出自粛で、人々が多く行っていた「リモート飲み」や、ネットショッピングの利用者増加により、「コンピュータ」関係がプラスの影響を受けました。
それに対し、三密になる「映画館」や「飲食店」などはマイナスの影響を受け、外出自粛による「旅行」関係や「テーマパーク」「イベント」関係もかなり売上に打撃を受けています。
2021年もコロナウイルスは猛威を振るっており、今後もこのような流れが続くのは容易に想像がつきますね。
2020年の社会の消費者の動向や世界の市場あらゆる流れから、「日経トレンディ」がヒット商品を予測したものがこちらです。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00380/00001/?i_cid=nbpnxr_parent
【1位】無人駅&辺境グランピング
【2位】多視点スポーツ観戦(スタジアムの好きな場所にワープ)
【3位】ビヨンド副業(ダブルワーク・ダブル地方)
【4位】Loop(サステナブルプロジェクト)
【5位】コオロギフード(次世代たんぱく質)
【6位】空間丸ごと紫外線除菌ライト
【7位】EVERING(お財布指輪)
【8位】配膳ロボット(非接触レストランの担い手)
【9位】長野でテレワーク
【10位】マイクロD2C(誰でもブランド時代)
10位までにニューノーマル関連商品が6つランクインする結果となりました。
ニューノーマル関連商品以外にも、日経トレンディでは、世界のタンパク質不足を懸念している流れから「コオロギフード」がヒット商品になると予測され、他にもキャッシュレス化が進むことにより、指輪型のお財布「EVERING」がヒットするとの予測もされています。
このように世界の流れを知ることは、商品の開発や発展に必要なことであることがわかりますね。
これまでと違う「ニューノーマル(新しい状態)」に何が必要とされているかは、まだまだ分からないことが多く、それだけ可能性に満ちています。
世界の流れについてもわからないことが多く、また世界で行われることが日本で受け入れられるとは限りません。
今市場で何が必要とされているのか、消費者の心理はどうかなどを調べることは、商品の開発や発展に繋がります。
アンケート調査の達人では「市場調査」を行うことが可能です。
この記事を読んで、市場調査をしてみたい!と思った方は、是非こちらまでお問合せ下さい。