あなたは、いくつのSNSを利用していますでしょうか。
SNSの利用率は、年々増加しており、以下のような状況となっています。
SNSは10~30代の若い人々に多く使われており、様々なサービスが生まれています。
そこで今回、SNS運用を行う企業に知っていただきたい、若者のInstagramの利用状況と、Z世代が信頼するツールは何か、についてご紹介します。
Z世代とは、1995年~2009年の間に生まれた人たちのことを指します。
デジタル機器が普及した時代に育った、デジタルネイティブの世代と言われています。
まず、Instagramに関する調査の結果をご紹介します。
参考:株式会社グラップエンターテイメントhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000047457.html
目的:最新のユーザー動向を把握するため
調査対象者:スマートフォンを利用している20~35歳の女性
調査概要:Webアンケート調査
調査期間:2020年10月21日~24日
●ハッシュタグ検索
欲しい商品があった際、Instagramのハッシュタグ検索を利用したことがあるかという質問について、74.5%が「ある」と回答しました。
ハッシュタグ検索の後、「Instagram内で調べた」という人が66.9%
「GoogleやYahoo!で調べた」という人が54.4%と回答しました。
また、Instagram内で調べたことがある人の31.9%は、実際に商品を購入したことが分かりました。
このことから、Googleなどのブラウザで商品を調べる前に、Instagramで調べる人が多いことが分かります。
Instagram内にショッピング機能もあるため、そのまま購入できることも利点であるといえます。
●Instagramがきっかけで購入した商品・サービス
次に、Instagramの投稿をきっかけに商品を購入したことがあるという人に、その商品とサービスについて調査しました。
その結果、以下のような結果となりました。
この結果から、「インスタ映え」という言葉が流行ったように、美容系・ファッション系の商品が購入されやすいことが分かります。
●企業アカウント・インフルエンサー
また、企業アカウントやインフルエンサーについて、フォローしているという人が62.5%という結果となりました。
その理由として、「ブランドや商品の最新情報をチェックしたいから」が最も多く、69.2%となりました。
このことから、企業アカウントの情報を、購入の際の参考にしている人が多いことが分かります。
また、インフルエンサーがブランドの紹介をすることも多く、その情報を参考にしていると考えられます。
一方、「Z世代」の若者からは、インフルエンサーの信頼感が弱まっているという結果も得られました。
「Z世代白書2020」の「スマホ広告ネイティブ調査」で、「SNS投稿のうち参考にしているものをすべて教えてください」と調査したところ、以下のような結果が得られました。
「インフルエンサーのSNS」より、「一般ユーザー」の方が、参考にしている人が多いことからも分かるように、Z世代の間で、インフルエンサーに対する信頼感が以前ほど強くなくなっているといいます。
インフルエンサーの企業案件が増えたことにより、企業案件もまだ多くなく、フォロワーも増えたばかりといった「インフルエンサー未満」の信頼が高まっているといいます。
「インフルエンサー未満」の信頼が高まっているように、Z世代には「超共感」をしてもらう必要があります。
例えば、台本のないドキュメンタリー番組がヒットするように、リアリティーが重要視されていることが分かります。
最近では、SNSアカウントを持っている企業が増えていますが、流行はすぐに変化します。
そのため、定期的に市場調査を行い、流行などを常に把握することが必要です。
効果的なSNS運用をするために、定期的な市場調査をおすすめします。
「市場調査の達人」では、定期的な調査にも対応しております。
少しでも気になるという方は、ぜひお問合せください!