高額おせちがコロナ禍で好調

2021年1月8日
2021年1月8日
admin_a-tatsujin
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■はじめに

今年のお正月はどのように過ごされましたか?
おせちは召し上がりましたか?

新型コロナウイルスの影響で、いつもとは違うお正月を過ごされた人も多くいると思います。
いつもとは違うお正月の中で、今年のおせちは、高額品でも売上が伸びたそうです。

企業によっては、前年比2倍以上の売上を記録したところもありました。

今回は、このおせちの売上が伸びた背景を考察していきます。

 

■おせち特需の背景は

高額おせちと個食用おせちが人気

高額のおせちの売上が伸びた背景に、いつものお正月なら、海外などで過ごしていたような人々が、自宅で過ごすことになり、その分おせちを豪華にしたのではないかと考えられています。

また、コロナの感染が再拡大したことにより、飲食店の営業時間も短くなり、外食ができない代わりにおせちを豪華にしよう、という人も多かったようです。


個食用のおせちの売上が伸びたのは、同じ料理を分け合うことなく、一人一人で食べられるため、感染症対策になるからだとされています。

また、今年は例年と違い、帰省を自粛した一人暮らしの人々が、一人でも気軽に味わう人が多かったようです。

 

■ECサイトでも売上増加

大手ECサイトの、楽天市場でもおせちの売上が昨年の2倍以上となったようです。

さらに、おせちの流通総額は、2011~2016年の5年間で、1.75倍に拡大しています。

おせちの購入者は、年代が上がるにつれて増加しており、祖父母世代が、おせちを全て手作りするのは手間がかかるが、親戚が集まる希少な機会を楽しみたいという気持ちが表れていると考えられます。

 

また、ハースト婦人画報社が行った「婦人画報のお取り寄せ」調査によると、おせち「通販・ネット注文」と回答した人は、57%でした。

さらに、「こんなおせちがあったら良い」という項目においては、以下のような結果になりました。

「一人一重」に関しては、2019年より4ポイントアップしています。

   

■おせち 特需の影響

おせちを製造するには、ある程度の予測が必要で、注文が急増しても、すべてに対応するのは困難です。
食材や重箱をあらかじめ準備する必要があるためです。

種類によっては、高級料亭などで12月28日~30日に一気に作り上げるため、生産量にも限界があります。
また、ネットや宅配の場合、商品配送にも対応しきれないことがあります。

伊勢丹は例年では、8割程度が個人宅に配送されているそうですが、2021年用は個人宅への配送の割合がさらに増加したようです。
12月31日に届けることは決定しているため、伊勢丹の一部で受注の抑制を行うこともあったそうです。

■市場調査で予測

こういった特需に対応できず、受注の抑制をするのは、非常にもったいないですよね。

あらかじめ需要の高まりを予測できていれば、ある程度は特需への対応策を取ることもできたかもしれません。

その予測をするために、市場調査をおすすめします。

市場調査では、一般的なユーザーの意見を知ることができるため、ある程度の予測をすることができるかもしれません。

また、これ以外にも未発表の商品やサービスが、世の中に受け入れられるのかどうか、どう評価されるのかなどを浮き彫りにすることができます。

私たち「市場調査の達人」は、女性のみで構成されたチームのため、「女性目線」を取り入れた市場調査を行うことができます。

過去の実績では、主婦層をターゲットにした商品を発売するにあたり、女性の意見を参考にしたいという企業様もいらっしゃいました。

ターゲットが女性に限らず、購買決定権を持っているのは、8割が女性だというデータもあります。

売れる商品に、女性の意見は非常に重要であると言えます。

市場調査を行うなら、「市場調査の達人」に今すぐお問合せください。