コンビニおにぎり、サンドイッチ、お弁当…普段何気なく購入している人も多いと思いますが、その商品は定期的に新しくなっていることをご存じでしょうか?
コンビニ商品はお客様に満足していただくべく、進化を続けているのです。
今回はそんなコンビニ商品についてお話していきます。
梅のおにぎり、たまごサンド、から揚げ弁当…どこのコンビニも同じでは?と思われている方が多いと思いますが、実はそうではないのです。
どこにでもあるコンビニ商品でも、そのコンビニチェーンのこだわり、開発者のこだわりが詰まっています。
ではどんなところにこだわりを持って商品は開発されているのか、例を上げて詳しくお話します。
サンドイッチの王道、「たまごサンド」ですが、具体的に何が違うのか。
まず大きく違うのは、たまごサラダを作っているメーカーです。
メーカーが違うと生産方式や使っている添加物の違いにより、たまごサラダの味が大きく変わります。
「このたまごサンドは具がゴロゴロしているな」
「このたまごサンドはジューシーだな」
このように感じたことはありませんか?
秘密は「たまごとマヨネーズの比率」にあるのです。
この比率により、食べたときの口当たりが大きく変わってきます。
価格が違うのは消費者にも明らかであると思いますが、価格が違うことで、具のトッピング量も変化します。
価格によって、原価にかけられるお金が大きく変わるためです。
適切な価格設定をし、商品を設計することで、お客様に満足していただくように開発者は商品設計を行っています。
全く新しい商品の開発と、これまでに発売している定番商品の開発では商品設計の仕方も変わります。
定番の商品の開発についてお話しします。
開発者は商品設計をする前にまず市場調査をします。
このような点を市場調査の結果から決定していきます。
商品のターゲットとなる年代や性別を考えていきます。
このとき、販売先のことを考えることが重要です。
コンビニチェーンによって、利用者や立地も違います。
そのあたりを加味し、ターゲットを選定していきます。
他のコンビニチェーンの商品の味や、価格を調べます。
このとき行うこととして、全く違う売り場であるデパ地下や有名店などの、お弁当やおにぎり、サンドイッチなどを参考にしたりもします。
市場でどのような味が好まれているのか知るためです。
他社商品の価格や味、市場で好まれる味を調べ、商品設計の方向性を定めます。
ターゲットと他社商品との比較の結果、市場で好まれる味を加味し、コンセプトを決定します。
このコンセプトは商品の軸となる極めて重要なところです。
どのくらい重要かというと、コンセプトを決定するために、開発者は何十種類の商品を食べ比べたり、専門の機関に商品を出し、成分を細分化したりするほどです。
何気なく食べている商品にも、開発者のいろいろな思考が凝縮されているのです。
このように身近にあるコンビニ商品も市場の情報をもとに改良を加えられています。
今よりもより良い商品をつくるために
お客様に満足をしていただくために
市場調査の動向を知る市場調査は欠かせません。
競合調査や「市場調査」は自ら行うこともできますが、アンケート調査会社に調査を依頼することを調査員の私たちはおすすめしています。
また既存である商品であるならば、「CS調査」も有効です。
私たちと一緒に調査を行い、商品開発に繋げませんか?
気になった方は「アンケート調査の達人」までお問合せ下さい。