昨今、コロナウイルスの蔓延やインターネットの普及により、リモートワークは珍しいものではなくなってきています。
リモートワークでは、ほぼ会社に行く必要がないため、地方に移住する人が多くいるといった声も世間では耳にします。
では移住先として人気のある地域はどこなのでしょうか。
今回は移住先として人気のある地域はどこか、またその魅力は何かを解説いたします。
2002年より都市住民への移住支援・情報提供を行っている特定非営利活動法人・100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センターが、ふるさと回帰支援センター(東京)窓口の来場者を対象に、地方移住に関するアンケートを実施した結果がこちらです。
移住希望地として長野県が3年連続の1位を獲得。
2位は広島県、3位が静岡県と続いています。
長野県の魅力として特に挙げられるのが首都圏からの程よい距離で、新幹線でも約90分で東京にアクセスができることです。
この程よい距離が、はじめての地方移住の候補として選ばれやすい理由でしょう。
また身近に大自然が感じられるのも長野県の魅力です。
都市部と、自然の近さや別荘地としても有名な軽井沢の、ライフスタイルをまるごと変える移住や、週末プチ移住(二拠点・多拠点)をしたいと考える方が増えています。
昨年は6位だった広島県が2位に飛躍しました。
その背景には、瀬戸内地域の世界的な注目度の高まりと共に、観光や多様な働き方・暮らし方の発信が功を奏しているようです。
広島県は、 AI/IoT実証プラットフォーム事業「ひろしまサンドボックス」 をはじめとした、新規性が高く、挑戦的な事業を推奨しています。
これにより、20~40歳の働き盛りの方に人気がと出たと考えられます。
静岡県は、全世代で人気が高い地域です。その背景には、首都圏との近さと交通の便の良さが挙げられます。
東海道新幹線はもちろん、高速バス等での移動もしやすいことから支持されています。
リモートワークの普及により、加速しているのが都心離れです。
最近では東京に近く、アクセスのしやすい「群馬県」や「茨城県」に移住する人が増えているようです。
ではなぜ都心離れは起こるのでしょう?
それは賃料や土地の安さ、子育てのしやすさが関係していると言えます。
東京では1Kの平均賃料は約8万円ですが、茨城県では約4.5万円、群馬県では約4万円です。
賃料も安く、1時間程で都心に出られる東京近郊の「茨城県」「群馬県」あたりは魅力が高いと言えるでしょう。
また自然が多いことによる子育てのしやすさも地方の魅力です。
このようなことに魅力を感じ、地方に移住する人が増えているのですね。
いかがでしたでしょうか。
コロナウイルスが猛威を奮い出してから、もうすぐ1年が経ちます。
社会は大きく変容を遂げ、人々の生活に大きな影響を与えています。
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