従業員満足度とは、従業員が会社に対してどの程度満足しているかの指標のことです。
従業員満足度は、ES(Employee Satisfaction)と呼ばれ、職場の環境や仕事内容、福利厚生、人間関係などを定量的に表したものです。
ES(従業員満足度)調査とは、この満足度を測る調査のことを言い、自社の従業員満足度を数値化して課題を見つけて改善につなげます。
この従業員満足度が高いと、会社の売上も上がると言われています。
また、従業員満足度が低いと、会社に様々な悪影響があるとも言われています。
冒頭でも少し紹介しましたが、従業員満足度が低いと、会社に以下のような影響があると言われています。
反対に、従業員満足度が高いと顧客満足度も向上するとも言われています。
会社に満足していない従業員より、満足して楽しんで仕事をしている従業員の方が、良い仕事をするのは言うまでもありませんね。
このように、従業員満足度が低いことで、悪循環に陥り、会社に大きな損害を与える可能性もあります。
では、他の会社は従業員満足度を向上させるために、どのような取り組みをしているのでしょうか。
今回は、一部の成功例をご紹介します。
はじめに、従業員満足度を向上させるためには、大きく2つの方法に分けられます。
プラス要因の充足からご紹介します。
会社の強みを増やしたり、プラスな取り組みを増やしたりすることです。 例えば、以下のような成功事例があります。
こちらは主に、福利厚生の充実が挙げられます。
福利厚生とは、企業が従業員に対して通常の給与以外にプラスして支給する報酬のことを言います。
ユニークな福利厚生に、以下のようなものがあるそうです。
・親孝行支援制度
介護が必要な家族を持つ従業員は、介護休業を無期限で取ることができる。
・無料朝ヨガレッスン
始業時間前の1時間を使って、従業員に無料でヨガレッスンを提供している。
ユニークなもの以外にも、1日3食の社食が無料で食べられるなどの嬉しい取り組みをしている企業もあります。
「マイナス要因を改善する」とは、現状会社で行われている良くない風習や風土の改善をすることです。
例えば、以下のような成功事例があります。
コミュニケーションを円滑にする方法として、ある会社では社内SNSを活用したそうです。
社員だけが見られるアカウントを作成し、身の回りのできごとや、その投稿に対するコメントなどで、社内のコミュニケーションを活発化させようという試みです。
また、評価方法の明確化は、非常に重要と言えるでしょう。
正しく評価されなければ、モチベーションが下がりますし、離職にも繋がりかねません。
評価方法については、過去のブログでもご紹介しています。
正しい人事評価制度作成のために知っておきたいこと | アンケート調査の達人 (a-tatsujin.com)
ここまで、他社の従業員満足度を向上させるための例をご紹介してきましたが、ただ取り入れればいいわけではありません。
あなたの 会社の強みや弱みを明らかにしましょう。
そのために、ES(従業員満足度)調査がオススメです。
ES調査をすることで、強みが分かればプラス要因を充足させることができます。
また弱みを知ることができれば、改善しなければならないことが明確になり、無駄な取り組みを行う必要がなくなります。
的確に足りないことを改善することが近道なのです。
ES調査を行うには、時間や手間がかかります。
そこで、「ES調査の達人」にお任せいただければ、設問設計から改善方法のヒントまで一貫して行うことも可能です。
お問合せいただければ、丁寧に対応いたします!