新型コロナウイルスは第三波がきたといわれる程、世界的に猛威を振るっています。
コロナウイルスが蔓延することで経済が立ち行かなくなり、問題になってくるのが雇用です。
男女ともに深刻な問題ではありますが、特に深刻なのは女性の雇用です。
今回はコロナ禍で巻き起こっている、女性不況についてお話をしていきます。
日本の女性の社会進出は一昔前より進んだと思われていますが、まだまだ他国と比べると進んでいないと先日のブログでも、お伝えいたしました。
日本人女性の社会進出の実態とは
まだ読んでいないという方は是非、併せてご覧ください。
自粛や、海外への渡航制限などで経済活動が停滞したことで、世界的に不況に陥り、雇用者の解雇が増えたことで、雇用者数は激減しています。
こちらの記事をご覧ください。
この記事の中で男性雇用者数が3月から4月で32万人減ったのに対し、女性雇用者数は約74万人減少し、減少数は男性の2倍以上に上っていることがわかります。
では何故、女性雇用者数が男性の2倍もの減少となったでしょうか。
それは女性が働いている職業や雇用形態に鍵があります。
女性が多く活躍する場としては、人と接するサービスがありますが、このサービス産業はコロナウイルスに影響を受けやすいところです。
コロナウイルスによる不況で、従業員の削減を企業が考える際、一番に削減されるのは、パート、アルバイト、派遣社員です。
家庭との両立をしながら働いている女性は、時間の融通が利く非正規雇用という働き方を選択しているケースもあり、削減対象となりやすいのです。
働く女性の中には、子育てをしながら仕事をしている方も多くいます。
そういった方は、4月に学校が全日休校になったことや、幼稚園がお休みになってしまったことで、子どもの預け先がないという問題が起こりました。
学校のお休みは長いところで1か月続いたため、その間に仕事を辞めなくてはならなくなった方もいるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
女性の社会進出は進んでいるようで、中々進んでいないと前回ブログでご説明させていただきましたが、その結果が証明されたような形になってしまいました。
女性が働きやすい環境、女性が活躍できる環境に日本を変えていくにはまだまだ課題がたくさんあります。
政府の対策を待つのではなく、一企業から意識改革を行い、改革を行っていくことが女性の社会進出には重要です。
では女性の働きやすい企業とは?
どんな改革を起こすべきなのでしょうか?
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