数年前から訪れている「韓流ブーム」。
第三次韓流ブームが起こっているといわれているほど、女子高校生たちは、「TWICE」や「チーズダッカルビ」「ウユクリーム」など、人や物に限らず、韓国からやってきたコンテンツに熱狂しています。
ではなぜこんなにも韓国の文化が女子高校生にうけているのか。
今回は「韓流ブーム」の人気の実態を説明していきます。
若者女子に人気の高いまとめサイト「MERY」では、10代~20代の女の子たちを対象に、2020年1月~6月までの半年間にアップされた記事やユーザーヒアリングから見えてきた「2020年上半期のトレンドワード10選」を発表しました。
引用:https://mery.co.jp/topics/629/
このように「ビーズリング」「ソイキャンドル」「おうち時間改革」という3ワードが韓国文化由来のものでした。
「第三次韓流ブーム」とも呼ばれている現在の韓国ブームを支えているのは、10代を中心とした若年層世代であり、その火付け役となったのはInstagramの普及です。
インスタ映えを日本以上に意識する韓国製品やお店は、日本で最もインスタ映えを意識する10代女子にビッタリのものといえるのです。
昔は韓国に行かなければ、韓国の製品や食べ物が購入できませんでしたが、近年急速なインターネットの普及により、韓国に行かなくとも、韓国の製品や食べ物が購入できるようになりました。
また東京の新大久保では、韓国の製品や食べ物のショップを選りすぐったエリアがあります。
そういった社会の変化により、身近に韓国の文化を感じられるようになったことが、韓流ブームの由縁といえるでしょう。
また韓国アイドルが日本での活動を強めていることも、若者が韓国の文化に触れる機会を増やし、若者に親しみを与えています。
最近人気のある「NiziU」も韓国のオーディション番組から爆発的な人気を得ています。
この韓国のオーディション番組は日本のテレビでも放送されており、韓国の番組を見るという概念ではなく、日本のテレビのコンテンツとして取り上げられることによって、韓国のコンテンツとの融合がされており、人々の目に触れる機会が増えたことも、第三次韓流ブームを押し上げている要因のひとつと言えるでしょう。
韓国製品の特徴で思い浮かべることは?と聞かれたら「安い」と答える方も多くいるのではないでしょうか。
韓国製品が若者に人気である理由の一つとして、この「価格が安いこと」も挙げられます。
韓国の製品は若者が自ら作り、発信しているものが多くあり、日本の若者にもマッチしやすいのです。
そして韓国には若者が製品を作る環境が整っています。
製品を作る上で費用面の問題や、作成する工場がそもそも使えないなど、日本ではハードルが高いことが多いです。
しかし韓国では小さな工場が多いため、費用も安く、工場も利用ができるため、若者が製品を発信する機会が日本に比べ多くなっています。
その韓国の若者が生み出す製品やコンテンツが、日本の若者にも影響を与えているのです。
いかがでしたでしょうか。
一重に「韓流ブーム」といっても色々な背景があるのです。
これから若者女子にアプローチした製品を打ち出したい!と考えている方は、韓国製品の好まれる理由をもっと深く調べてみるのも良いですね。
しかし、ただ闇雲に調べることはあまり意味がありませんので、調べる際には自社のコンテンツのどこに活かすことができるかを考えましょう。
アンケート調査の達人では、お客様の目的に沿った深い調査を行うことが可能です。
若者向けの商品を新しく作りたい!
韓流ブームのように、自社のコンテンツでブームを巻き起こしたい!
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