去年の冬ごろから流行が始まり、未だに経済や国民に影響を与え続けている新型コロナウイルス。
国民は自粛により外出する機会が減少し、消費者の購買行動は大きく変わり、
企業側も前代未聞の事態に対応しなければならなくなりました。
以前、調査の達人のブログで「顧客が飲食店に求めるもの」についてご紹介いたしましたが、今回は、消費者の購買行動についてお話をいたします。
コロナウイルスによる外出自粛により、消費者が必要になったものまたは購入をしなくなったものがあります。
今回、「コロナウイルス流行がきっかけで購入したもの」について、調査員の私たちが独自に調査を行いました。
※達人シリーズでの調査 2020.8
調査を行った結果、日用品や宅配、動画配信サービスといった室内で過ごすためのものの需要が高まったことが分かります。
新しい商品やサービスを開始する際にも、室内で過ごすためのものが、消費者の心にささることが分かります。
また、コロナウイルスをきっかけにECサイトの利用を始めた人に、「ECサイトを今後も利用し続けるかどうか」について調査を行った結果です。
※達人シリーズでの調査 2020.8 (n=800)
結果としては、ほとんどの人が今後もECサイトを利用し続けると回答をしました。
上記の結果から、企業は「消費者が室内で必要とするものを提供する」「デジタル化を進める」が必要だと考えるのは自然なことと思います。
しかし、その施策が果たしてその企業に合っているかは疑問なところです。
企業のサービスがデジタル化に適したものであれば問題はないですが、上記の考え方ではデジタル化が求められていないサービス、商品はコロナ禍に対応できずにコロナが収束するのを待つことになります。
しかし、それでは事業が後手に回ってしまいます。
消費者の行動変化はどのような背景から起こっているのか、そこを詳しく追及すれば、「自宅で必要とするもの」「デジタル化」というような観点に囚われず、企業に生かせる新しいサービスや商品を考えることができます。
「コロナウイルスによって室内で過ごすために購入品・購入方法が増加した」という事象の中には、「自粛のストレス」や「消費者の外出したい気持ち」、「人との関りを求める」などの、環境の変化での消費者の心理変化があり、そこに気が付くかどうかが新しいサービスや商品を考えるにあたり、重要になるのです。
消費者の心理変化を知るために行うべきことは、その行動の背景をより深く知る、ということです。
その背景を知るためには、消費者とコミュニケーションをとることが必要になってきます。
消費者とのコミュニケーションで一般的なのはアンケート調査ですが、最近ではSNSで消費者とコミュニケーションをとる企業も増えてきています。
先ほど「SNSでコミュニケーションをとる企業が増えている」と記述しましたが、SNSでは一部の消費者の意見しか、拾うことができません。
ですので、アンケート調査の達人では、「顧客満足度調査」や「市場調査」をおススメしています。
SNSよりも効率が良く、短期間でより多くの消費者の意見を聞きたい、とお考えの方にはピッタリの調査方法です。
また、アンケート調査の達人では企業が知りたい情報を導き出すための設問設計も承っています。
CS調査を行ってみたけど、知りたい情報が聞き出せなかった…
そんな経験がある方はいらっしゃいませんか?
アンケート調査の達人では、調査員の私たちが必ず成功に導きます。
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