アメリカの企業が、11ヵ国1万2,347名(うち日本は1,000名)を対象とした職場でのメンタルヘルスについての調査を行いました。
経営層と従業員の行動について調査を行った結果、2020年は史上最もストレスが高い年となったといいます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、78%の人が「これまでのどの年よりも2020年は職場でストレスと不安を感じた」と回答しました。
また、ストレスと不安の増加により、85%の人が「職場でのメンタルヘルスの問題が家庭生活に影響している」と回答しました。
会社でテレワークが開始になった人もそうでない人も、職場でのストレスを感じた人は多いのではないでしょうか。
この調査の中で、従業員がメンタルヘルスのサポートを、人よりもロボットに頼りたいと感じている人が多いことが判明しました。
「メンタルヘルスのサポートを人よりもロボットに頼りたい」と回答した人は82%であり、日本人のみの結果も同じく82%となりました。
また、68%の人は「仕事上のストレスや不安を上司よりもロボットに相談したい」と回答し、職場での悩みや相談は、ロボットにしたいという人が多いことが分かりました。
悩みや相談をロボットにしたいと思う人が増えている、とお伝えしましたが、ロボットに相談をすることに、どのような効果があるのでしょうか。
学生を対象に、ロボットに関するアンケート調査の結果がまとめられた論文をご紹介します。
この調査の結果、自己の悩みや愚痴を打ち明けられる相手として、ロボットの必要性が高まっていると考えられています。
コミュニケーションロボットによる会話効果とその要因について(斎藤氏,椎塚氏)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fss/24/0/24_0_70/_pdf
ロボットには何でも話せると考え、自己の悩みを相談し、ストレスを発散したいと考えている人が多いのではないかと思います。
形のあるロボットではなくても、お悩み相談ができる人工知能(AI)は、既に登場しています。
チャットで会話ができる、人工知能を見たことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
人工知能チャットを導入するためには、初期費用で90万円かかるものもあります。
また、契約期間に縛りがあったり、その後継続して費用がさらにかかったりするため、すぐに導入しようと決定するのはハードルが高いでしょう。
人工知能チャットを導入するのに費用面が気になるという人には、「ES(従業員満足度)調査」を推奨いたします。
「ES(従業員満足度)調査」では、企業への満足度だけではなく従業員の想いや悩みを調査することができます。
皆さまは企業の従業員のストレスを把握できていますでしょうか?
先ほどご紹介した、アメリカの企業が行った調査によると、76%の人が「自分の会社が今以上に従業員のメンタルヘルスを守る必要がある」と回答したそうです。
特に日本ではメンタルヘルス、つまり心の健康は個人の問題だと捉えられる傾向があり、十分な対策が取られていないことが多いと言われています。
「ES(従業員満足度)調査」の結果次第で、メンタルヘルスの対策を検討すべきだと私たち調査員は感じます。
この調査をきっかけに、従業員の皆さまの心の健康をサポートしませんか?
「アンケート調査の達人」では、「ES(従業員満足度)調査」の代行を行っております。
何から始めればいいのか分からないという人も、まずはお気軽にお問合せください。