など、日常的に何気なく「ブランド」という言葉を使っている人も多いとは思いますが、「ブランド」という言葉の意味を正しく説明するとなると中々難しいですよね。
今回は「ブランド」という言葉の意味を、詳しくご説明していきます。
アメリカ・マーケティング協会(AMA)がブランドについて定義しています。
引用:個別の売り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの。
ブランドは特別なもの、という印象もありますが、
「私たちが商品を買うために重要視している要素」の1つであると考えられます。
また、それは他社と自社との商品(サービス)を識別されるものを指します。
しかし、ただ差別化されるだけではブランドとは言えません。
「意味のある差」である必要があります。
こちらのサイトでは、ブランドを簡単に定義しています。
https://www.bd-lab.jp/about_brand/
引用:~ブランドの定義~
生活者が消費やサービスの「意味ある差」に共感し、ファンになっている状態
人が商品(サービス)を購入する際は、多数ある商品(サービス)の中から選びますよね。
「多数ある商品(サービス)の中から、常に選んでもらえる価値がある」ことがブランド価値ではないでしょうか。
その価値に共感してもらって初めて、ブランドに意味が生まれるのです。
ブランドになれるような商品(サービス)なんて取り扱っていない・・・
そう思っているあなた。
つい先日、このような面白いニュースが発表されました。
「女性が働きやすい」を北陸ブランドに 北経連が活動https://r.nikkei.com/article/DGKKZO64009220Y0A910C2LB0000?s=6
概要:
北陸経済連合会は働く女性の活躍を促す環境づくりに取り組む。北経連の女性部会長で金箔メーカー、箔一(金沢市)の浅野邦子会長は、「『女性が働きやすい地域』を北陸のブランドにしたい」と話す。
北陸3県とも女性の就業率は全国トップクラスである一方で、女性管理職の割合は低いこともあり、ブランドにしようと考えたそう。
働く環境をブランドにしようとしている、という内容です。
商品でもサービスでもなく、「女性が働きやすい」をブランドにするという、何とも興味深い取り組みですね。
このように独自性のある商品やサービスがなくとも、利用者が価値を感じられれば、ブランドは確率していくのです。
あなたの会社には、ブランドに出来そうな強みはありますか?
「考えたけど、そんな強みは見当たらない・・・」
そう考えてしまっているあなたも、もしかしたら気づかないだけで、あなたの会社も他社にはない、素晴らしい取り組みを行えているかもしれません。
「当たり前」と思っていることが、実は世間的には当たり前ではなく、あなたの会社の大きなアピールポイントかもしれません。
もしかしたら、調査により自社の強みを発見できるかもしれません!
強みを発見するために、あなたの会社を選んでくださっているお客様や、
現在働いている従業員にアンケートを取ってみることをオススメします。
「アンケート調査の達人」がお届けする調査は、様々な種類のアンケートに対応しています。
一度チェックしてみてくださいね。
もしかしたら、あなたの会社から
新しいブランドが立ち上がるかもしれませんね。