意外と知らない「ブランド」の意味を解説!

2020年10月20日
2020年11月9日
達人調査員
達人調査員

■ブランドの言葉の意味

  • 高級ブランドでアクセサリーを買った!
  • あのスポーツブランドは有名だなぁ。
  • この施策の目的はブランディング

など、日常的に何気なく「ブランド」という言葉を使っている人も多いとは思いますが、「ブランド」という言葉の意味を正しく説明するとなると中々難しいですよね。

今回は「ブランド」という言葉の意味を、詳しくご説明していきます。

 

 

■ブランドの定義

アメリカ・マーケティング協会(AMA)がブランドについて定義しています。

引用:個別の売り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの。

ブランドは特別なもの、という印象もありますが、

「私たちが商品を買うために重要視している要素」の1つであると考えられます。

また、それは他社と自社との商品(サービス)を識別されるものを指します。

しかし、ただ差別化されるだけではブランドとは言えません。

「意味のある差」である必要があります。

 

こちらのサイトでは、ブランドを簡単に定義しています。
https://www.bd-lab.jp/about_brand/
引用:~ブランドの定義~
   生活者が消費やサービスの「意味ある差」に共感し、ファンになっている状態

 

人が商品(サービス)を購入する際は、多数ある商品(サービス)の中から選びますよね。

「多数ある商品(サービス)の中から、常に選んでもらえる価値がある」ことがブランド価値ではないでしょうか。

その価値に共感してもらって初めて、ブランドに意味が生まれるのです。

 

■「女性が働きやすい」をブランドに?!

ブランドになれるような商品(サービス)なんて取り扱っていない・・・

そう思っているあなた。

つい先日、このような面白いニュースが発表されました。

「女性が働きやすい」を北陸ブランドに 北経連が活動https://r.nikkei.com/article/DGKKZO64009220Y0A910C2LB0000?s=6

概要:
北陸経済連合会は働く女性の活躍を促す環境づくりに取り組む。北経連の女性部会長で金箔メーカー、箔一(金沢市)の浅野邦子会長は、「『女性が働きやすい地域』を北陸のブランドにしたい」と話す。

 

北陸3県とも女性の就業率は全国トップクラスである一方で、女性管理職の割合は低いこともあり、ブランドにしようと考えたそう。

働く環境をブランドにしようとしている、という内容です。

商品でもサービスでもなく、「女性が働きやすい」をブランドにするという、何とも興味深い取り組みですね。

このように独自性のある商品やサービスがなくとも、利用者が価値を感じられれば、ブランドは確率していくのです。

 

 

■会社の強みをブランドに

あなたの会社には、ブランドに出来そうな強みはありますか?

「考えたけど、そんな強みは見当たらない・・・」

そう考えてしまっているあなたも、もしかしたら気づかないだけで、あなたの会社も他社にはない、素晴らしい取り組みを行えているかもしれません。

「当たり前」と思っていることが、実は世間的には当たり前ではなく、あなたの会社の大きなアピールポイントかもしれません。

 

もしかしたら、調査により自社の強みを発見できるかもしれません!

強みを発見するために、あなたの会社を選んでくださっているお客様や、
現在働いている従業員にアンケートを取ってみることをオススメします。

 

「アンケート調査の達人」がお届けする調査は、様々な種類のアンケートに対応しています。

一度チェックしてみてくださいね。

 

もしかしたら、あなたの会社から

新しいブランドが立ち上がるかもしれませんね。