CS(顧客満足度)調査やES(従業員満足度)調査などのアンケート調査の流れは、
この5つの流れが一般的です。
ここで、調査はひとくくりになりますが、この後の「定点観測」が重要なのをご存知でしょうか?
定点観測とは、継続して繰り返し調査を行うことです。
長期的な結果を見ることで、問題点が改善されたかどうかを客観的に見られるようになります。
大企業のES調査では、毎年同じ時期にアンケート調査を行っているところが多く、その他にも、3ヶ月に1回など、短いスパンで行っている企業もあります。
定点観測は長期的な変化を見ることが目的です。
また、定点観測を行うことは、改善を行う際に重要なPDCAサイクルを回すことにも繋がります。
PDCAサイクルとは、
この5つを繰り返すことにより、商品やサービスなどを、効率的に改善していくことができます。
もちろん、1回のアンケート調査でも多くのことが分かりますが、定期的に調査をすることで、より良い改善をするためのヒントを得ることができます。
さらに、初めて調査を行う際には、事前の打合せでアンケート手法を細かく決める必要がありますが、2回目以降の調査では、その手間を省くことができます。
※変更がある場合、打合せを行うこともあります。
アンケート調査を1度行い、
「結果が悪かった、残念。」
「結果が良かった、安心。」
と終わらせてしまうよりも、定点観測を行った方がより良い改善に繋がるので、1度で終わらせるのは大変もったいないと言えるでしょう。
定点観測を行うことをおすすめしていますが、注意しなければならないことがあります。
それは、勧められるがまま定点観測を行い、続けることだけが目的になってしまうことです。
「今回はこの項目が悪かったな…」
「前回よりもこの項目が良いな…」
などというように表面だけ捉えても意味がありません。
1回のアンケート調査ごとに、調査の目的を再認識し、何に活用するか、いかに行動につなげるかを考慮して、定点観測を行う必要があります。
せっかくの調査を無駄にしないためにも、しっかりと調査から改善まで繋げましょう。
アンケート調査は、正直手間がかかります。
設問設計…分析…改善…
これらは簡単なことではありません。
だからこそ、結果を次に活かす無駄のない行動が必要となります。
「アンケート調査の達人」では、定点観測をおすすめしています。
「無駄のない調査ってどうやればいいの…」
「意味のある調査ができるか不安…」
そんなお客様には「アンケート調査の達人」が初めての調査でも、2回目の調査でもスムーズに調査が行えるよう、全力でサポートいたします。
また、「アンケート調査の達人」では現場に赴き、PDCAサイクルのお手伝いもさせていただきます。
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